2019年01月20日

インクジェットの市場拡大と課題

金曜日に所属する学会の委員会総会があり,今年度のインクジェット技術部会の活動を報告しました.例年,大きな活動の1つである技術研究会,この10年はインクジェット技術を適用した市場の広がり,応用の広がりをテーマーにした研究会を多く開催してきました.
これまでコンシューマ,あるいはオフィス市場から,特に産業市場,プロダクション市場に参入する際,市場の性格としての大きな違いは3つあると考えています.
1つ目は紙という浸透性のメディアから非(緩)浸透系のメディア含むメディアの多様性,2つ目はプリントされたものが(対価を得る)商材となること,すなわちケタ違いの信頼性の担保であり,そして3つ目は圧倒的な生産性の高さです.そして同時にその市場性の違いがインクジェット技術に与える課題となります.
メディア多様性に対する対応はラテックスインクやUV硬化型インク,2液反応などのインク技術による対応あり,また別の機会で紹介するシステムとしての対応(これを私は機能分担型進化:CFPと呼ぶ)です.信頼性の担保はインク循環システムや欠陥検出・補正技術の導入であり,高い生産性への対応はラインヘッドの採用や乾燥機構が担っている.もちろんこのように対応策をきれいに3つに分類できるものでなく,導入された技術も1つのみならず様々な課題に対応しており,さらに導入されている技術はここに記載したものだけではありありません.
今後このブログでは,インクジェット技術の進化論についても私の考えを書いて行こうと思います.
https://www.inkcube.org/
posted by インクジェット at 11:18| Comment(0) | インクジェット
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